TOWN NEWS 無農薬・安心・安全野菜を目指す 契約農家 大磯カウ・ベルfarmさん
野菜のブーケができるほど 目に美しく、美味しい野菜が魅力
契約農家 大磯カウ・ベルfarmさん
大磯迎賓舘から車でほど近く。契約農家 大磯カウ・ベルfarmさんの畑にお邪魔しました。
お話しを伺ったのは、カウ・ベルfarm 代表 石井雅浩さん(写真)ご夫妻。
ご自宅には、“カウ・ベル”が示すとおり、乳牛が飼育され、お伺いしたときは無農薬のレモンがたくさん実っていました。
農業活性セミナーで開眼
シェフの難題リクエストに応えるまでに
もともと農家であった、石井さん。ターニングポイントになったのは、たまたま参加した農業活性セミナー。
効果が実証された科学的な理論を吸収し、新たな視点で農業に挑むようになったとか。
こだわりの無農薬、安心、安全な野菜を目指しつつ、農業をビジネスとして成立させるために、
シェフや消費者の多様なニーズにも応え、現在は、少量・多品種のさまざまな野菜を手掛けられています。
「今は、カラフルな野菜や、小ぶりで扱いやすいものが人気ですかね」(石井さん)
白菜といっても、カウ・ベルfarmさんでは、オレンジや紫もあり、扱いやすい手ごろな大きさのミニ白菜もあります。
西洋野菜、イタリア野菜にも力を入れられており、「カーボロネロ」(黒キャベツ)など、まだ市場では珍しいイタリア野菜も扱われています。
大磯迎賓舘では、カウ・ベルfarmさんの野菜を料理で使いますが、レジ横でも販売しています。
カラフルで美しい野菜はブーケのようで、置くそばから売れてしまう人気商品です。
「土づくり、堆肥にもこだわり、野菜の甘み・旨みを最大限に引き出せるよう工夫を重ねています。
生で食べても、料理にしても美味しく召し上がっていただけます。
こだわって作って、地元で販売しているからこその、新鮮さ、日持ちのよさもぜひ実感いただきたいです」(石井さん)
update : 2017.03.19 |category : TOWN NEWS